葬儀式関連用語と解説

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ろうそく(蝋燭)

ローソクは、ギリシャ、ローマ以来、闇や悪霊を払い、物を浄化する力があるとされてきた。この伝統が、キリスト教、仏教にも受けつがれている。燭台に立てて明りとするが、その光は、仏の智慧の象徴であり、また、仏前を明るくすることは供養心のあらわれとされている。仏教儀式では、ろうそくを四種類に使い分けるならわしである。一、白蝋(一般法要)、二、銀蝋(葬儀)、三、金蝋(慶讃法要や仏前結婚用)、四、朱蝋(報恩講や年忌法要や正月用)。

参考文献:「葬儀大事典」(鎌倉新書)  | yeohoo |