葬儀式関連用語と解説

< 目次に戻る >

きあけ(忌明け)

死亡の日から49日目を満中陰とし、忌明けになる。その間、7日目毎に仏事をつとめる。しかし、最近では、忌明けが短縮される傾向が目立ち、21日目、あるいは、7日目に忌服を終えることもある。神式葬の場合は、死後50日で忌服を終える。死後50日目に「五十日祭」を行い、仏教の四十九日と同様に、親戚・知人を招き故人の供養をする。
 なお、五十日祭の翌日に「清祓(せいふつ)の儀」を行い、神棚の白紙をとり払うとともに、平常に戻る。なお、神式の場合は、10日目毎に、「霊前祭」をおこなう。すなわち、死亡の翌日を「翌日祭」とし、そのあと、十日祭、二十日祭、三十日祭、四十日祭、五十日祭となる。忌明けによって、霊璽を神棚、または祖霊舎へ合祀する。なお、仏式の忌明けと同様に、神式でも御榊料の返しも行う。「返しには「志」と書く。」

参考文献:「葬儀大事典」(鎌倉新書)  | yeohoo |